中小企業診断士2次試験問題の解き方
中小企業診断士2次試験の問題の解き方を解説します。
中小企業診断士は、2次試験が本当の山場ですので、この2次試験を如何に勝ち抜くかが資格取得の上で勝負になります。
そこで、このページでは、私が、2次試験の解き方をお話しますので、徹底的に理解してください。参考に、昨年の事例問題をアップしておきましたので、これを印刷してください。
2006年中小企業診断士 2次試験
問題を解くには、順序がある
問題を解く際には、順番がありますので、それを徹底的に理解してください。
(1)解答用紙に受験番号と名前を書く
まず、最初に受験番号と名前を書きます。これを忘れてしまったらどんなに優秀な解答を書いても試験に合格できません。毎年、受験番号を忘れる方がいますので、気をつけてください。
(2)問題文の最初の5行と最後の5行を読む
まず、試験が開始されたら、問題文の最初の5行と最後の5行を読むことで、最初の重要部分が把握できます。
まず、最初の5行で、@業種、A企業規模、B従業員数、などの状況が把握できます。
そして、最後の5行ほどで、あなたに課せられた使命がわかります。
例えば、2006年事例1を例にとってお話をしますと、最後の段落で何が書かれているかと言うと、
メーカーである親会社はとは異なる独自のビジネスモデルを構築していくことこそが、A社の今後の発展にとって重要であると考えたA社社長は、新しい視点で事業構造や管理体制を見直すために、中小企業診断士にアドバイスを求めることを決意した。
ここで、あなたには、@独自のビジネスモデル構築に関するアドバイスが求められるであろうこと、A新しい視点での事業構造に関する問題が出題されること、Bそのための管理体制の見直しの問題が出される事が予想されます。
こうした情報をまず把握することで、事例問題全体の概要が分るので、効率的に問題解決の糸口が見つかるのです。
それから、次に問題文を読んでいきます。
(3)問題文と各設問を読む
問題と各設問を読み、何が問われているのかを把握することで、事例本文を読んでいる際に、ここが問題に関わっている箇所だと言うことに気づきます。
(4)事例本文を読みながら、会社のSWOT分析を同時に行っていく。
会社に提案報告書を出す際は、必ず会社の現状を把握するからこそ、提案が出来る。
現状を把握しない提案書など提案書にはなりえません。そこで、それと同じように、事例問題でも現状を把握するために、SWOT分析を行うのですが、短い時間で効率的に行うために、赤と青のペンを用意し、「強み」と「機会」に当たる項目には、青で印をして、「弱み」と「脅威」に当たる項目には、赤で印をします。
こうすることで、会社の状況を色分けする事ができ、その後も解答作成時に効率的に作業ができるのです。
(5)事例問題の基本的な骨格
こうして事例本文、問題文と設問文を読み、全体を把握したら順次解答文を作成していくのですが、事例問題の一般的な構成をお話しておきます。
大体事例問題で出てくる会社をSWOT分析を行うと、
@強みが活かされていない、強みに気づいていない
A弱みが放置されている、問題の根源になっている
B機会に気づいていない、対応していない
C脅威にまっこうから挑んでいる、真っ只中にいる
などになっています。
そこで、事例問題の解答の方向性としては、
@強みを活かす・利用する
A弱みを改善する
B機会を活かす
C脅威は回避する
このように解答を作成していけば、良い解答が作成できます。
実力のつけ方と、時間配分の目安
では、本試験までにどのような対策をすればいいのかと言うと、問題の答えよりも、解答までに至る事例問題の全体の流れの把握を重要視する、ことを重点的に勉強をしましょう。
この過程を何度も何度も繰り返すことで、診断プロセスを理解できます。
中小企業診断士資格試験合格ガイダンスは、中小企業診断士渡辺恵庸が、国の産業に少しでも貢献するために、中小企業の経営コンサルティング活動の合間を縫って作成、管理、運営しているサイトです。
1人でも多くの志ある中小企業診断士の輩出に貢献できれば、私も幸いです。
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