中小企業診断士2次口述試験
中小企業診断士2次口述試験は、2次筆記試験に合格した者だけが受験できる資格を得ます。
中小企業診断士は、中小企業の経営者に対して、当該企業の実情に応じたアドバイスをする助言能力が求められています。
そこで2次口述試験は、こうした中小企業診断士として適切なコミュニケーション能力・現場対応力・助言能力の確認をする為に、実施されているものと思われます。
口述試験で問われる内容
口述試験で問われる内容は、2次筆記試験で出題された企業に関する質問が中心となります。
なぜなら、事例以外の問題から出題してしまうと、質問者側も負担になりますし、受験生側も回答できなくなってしまう場合があるので、試験としての受験生の能力の確認が難しくなってしまうからです。
そこで、2次筆記試験で出題された企業に関する質問というくくりをつけることで、評価が出来るような仕組みにしているものと考えられます。
あくまでも実施される内容は、経済産業省の中小企業診断士試験の部門の担当者の方が意図して行っているので、その真意は誰もわかりませんが、対策を示す上では、私も資格の学校の方たちも全て、「こうではないだろうか」という推測の元、判断せざるを得ない部分です。
2次口述試験の会場と当日の様子
2次口述試験は、受験する比較を得たものには、「貴殿は、中小企業診断士2次口述試験を受ける資格を得たので、○月○日の何時までに受付を済ませる事」という要旨の案内が来ます。
受付を済ませると、控え室に受験番号順に並んで机に座らされ試験までまたされます。
順番待ちをしていると順番に、案内係の方から「○番の方」と呼ばれ、試験会場に案内されます。
私の経験から話をすると、私は御茶ノ水の明治大学リバティータワーで試験を受けたのですが、待合室のあるフロアから、2階位異なるフロアに異動しました。
そして、試験の部屋の前に置かれてあるイスに座って待つのです。
試験自体は、会場内に何教室もあるようです。順番に、会場に案内されて試験が実施されます。
私は、前日に会場内の下見をしていたので、不安はありませんでしたが、当時、口述試験はまだ2回目位でしたので、どのような事を聞かれるのか心配していた面もあります。
ただし、口述試験自体は、基本的に落とす目的ではなく、中小企業診断士として適切かどうかと言う確認の意味合いでもありますので、とにかく誠実に解答をしようという事を心がけました。
前の方が口述試験を終了し、部屋から出ると、案内係りの方に、「どうぞ」と入室を案内されます。
ここからが試験の開始になります。
今回、私が2次口述試験を受けた際のシュミレーションを記載します。参考程度にご覧ください。
1 ノックをする
ドアを2回ノックし、「どうぞ」の声がしたら、「失礼します」と言って入り、まず、試験官に対して一礼する。
2 イスの左に立つ
試験官が「どうぞ、お座り下さい」と言ったら「失礼します」と言って座る。
3 手はひざの上に乗せて、背筋はぴんと伸ばした姿勢で試験を受ける
やはり見た目の印象は大事です。中小企業の経営者が、中小企業診断士にアドバイスを求めようと依頼して、会社に来た中小企業診断士の衣服がボロボロであったり、言動が失礼だったら、中小企業診断士全体のイメージが損なわれます。
なので、中小企業診断士として適している人物かどうかを試験官はみていますので、誠実な態度を心がけましょう。
また、イスに座ったら、試験官に、「受験番号と名前をお願いします」と言われますので、はっきりした口調で回答しましょう。
4 回答は、はっきりした口調で自信を持って
試験官からの質問に、もごもごしゃべってはいけません。答えに自信がなかったとしても、はっきりした口調で話しましょう。
もごもごしていると幾ら正しい回答をしていたとしても、聞いているほうは、「本当にその方法で改善できるだろうか?」と思ってしまいます。
正直な話、その答えの中身が突拍子もないことであれば、その答えの中身自体では、あっているかどうかなど判断できないのです。
5 企業の対策は、理由を示すことで説得力が増す
例えば、試験官から、「この企業は、新商品を販売しましたが、思うように売上げが上がっていません。あなたは診断士としてどのようなアドバイスをしますか?」
このような質問をされた場合に、あなたは「○○を実施するようアドバイスします」と答えるとします。
その時に、試験官の印象をよくするためには、必ずその方法を行う理由を言いましょう。
なぜなら、会社で問題点があるからそれに相応しい対応策、改善策があるのです。
その問題点に対応していない対策をしても効果は得られません。だからこそ、必ず理由としてその企業が抱える問題点や生かされていない強みを理由としてあげ、このような背景から、○○を実施するというアドバイスをしましょう。
その方が、試験官に対しての説得力が増します。
6 「以上で試験は終了します」
中小企業診断士資格試験合格ガイダンスは、中小企業診断士渡辺恵庸が、国の産業に少しでも貢献するために、中小企業の経営コンサルティング活動の合間を縫って作成、管理、運営しているサイトです。
1人でも多くの志ある中小企業診断士の輩出に貢献できれば、私も幸いです。
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